P2.玉転がし.09「Visual scripting、方眼紙に定規で書く感じ(Blender 2.80 ツール)」
Logic Node エディタを使ってヴィジュアルスクリプティング。左に動けるようになったので、右・前・後にも動けるようにしよう。
複製して楽しよう
左に動かせるようにしたのと同じにやればいいだけ。簡単すぎてヤになっちゃうぜ。Add して移動させて、線をつなぐ。変える所はちょっこっとしかない。だが、1個1個 Add して行いくのは面倒だよねー。
なので、複製しちゃおう。複製は [Shit]+[D]、これも 3D Viewport での操作とおんなじだね。
❶ これが前作ったやつね。こいつの「入力キー」の項目と、「力の大きさ(方向)」の項目を変えるだけで、前後左右出来るので、これをコピペしていくことにする。3つのノードを一気にコピペしたいよね。
❷ Logic Node エディタでは、デフォルトの左クリックは Box 選択ツールになっている。なので、上図のように該当箇所をぐいっと囲んでやれば3つのノードが選択される。そしたら、ここで、[Shift]+[D] だ。
❸ マウスを動かすと、複製された部分が移動できるようになっているハズ。自動的に移動モードになるのだ。で、モノを空いている場所に持ってきて、左クリックで確定させる。
/※ ここでやってはイケナイ事は、右クリックでキャンセルしてしまう事だ。[Shift]+[D] した瞬間に複製は出来てしまっているので、右クリキャンセルは移動モードでの移動のキャンセルとなり、ノードが重なって存在してしまう。注意。ま、でも、実際にやってみたらいいよ。で、めくってごらん。裏に同じのがあるから。消すのは [Delete] キーね。(又は [X] キー。) ※/
❹ 右に動かす用のカタマリにしよう。変える所は、On Keyboard の "left" を "right" に、そして、Vector の "x: -10" を "x: 10" に。この2か所だな。
これで玉が左右に動くようになったということだ。楽勝だろ? こんな調子で前後のも [Shit]+[D] しちゃおうぜ。
❺ でっかく囲って複製すれば、2個分いっきにヤレる。そして変える所は上図に示した通り。これで、前後左右に動かせる「玉ちゃん」が完成だ! やったね!
では、[▶ Play]
ちゃんと動くか試してみよう。[▶ Play] !
なんと! ちゃんと動いちゃうぞ~~。
(本当は [Clean] しないと動かないと思ったんだけど、まー、アルファからベータになって、バグが直ったって事なんだろう。うん、よかったよかった。)
ビジュアルスクリプト
これがヴィジュアルスクリプティング。かっこいいし、簡単だろ。ノードをつないで適当に空いてる所にポンポンとおいてやればイイだけ! 方眼紙の上にフローチャート定規で書いてるって感じだね。実に、簡単。
で、一番のネックがノードの使い方にあるのは気付いてると思う。そう、「じゃあ、ノードの使い方、全部教えてよ!」ってなって、・・・「え? こんなにあるの?」からの、・・・「全部覚えられないじゃん。 あーもう無理。」っていうルートを通るとあかんのだよ。
あせらず、1個1個、使いながら覚えるのだ。
で、おい! いつから変わったんだ?
ツールバーとサイドバーがあるかどうかって、小さな十字じゃなかったっけ? いつ変わったのよ!
ロジックノードエディタの右を見ると ">" マークがあるね。クリックするか、引っ張るか、[T] 押すかでルーツバーが出て来る。
そう、ツールバーは、3D Viewport にしかないわけではないのだ。いろんなエディタで、目を凝らして見てみよう。
こんな感じで、Box 選択ツールが選択されてるのが分かるでしょ。(選択ツールが選択されってなんか変だが・・・)
で、ツールボタンの右下に「右下を向いたちいさな三角形」があるボタンは、同カテゴリのツールが複数ある事を示している。ボタンの上でマウスを長押ししてくれ。リストが出て来る。(これはどのエディタでも同じね。)
今回の選択のやつなら、普通の選択、ボックス選択、自由選択、みたいなやつの中から選べるよって事ね。(普通のとボックスのと、何が違うのやろか? バグかい?) 覚えておこう。
本日の確認
- 複製は重複に注意。
- ツールバーとサイドバーのマーク、変わったぞ。
- ツールボタンの右下三角形、マウス長押しで・・・。
■ 次は、玉に色付けてみるかな。でも、ちょっと玉がゴツイな。その辺も変えようかな。